会社の健診で赤血球の数値が低く要精密検査。
何かしたくて漢方+血行促進でヤフー検索をしたところ、「当帰芍薬散」という漢方薬がヒットしました。
血行循環を良くして貧血状態を改善する、むくみと冷えにも効くとなっている。
以前から足のむくみと冷えも気になっていたし、赤血球についてもすぐ最寄りの病院で再検査したのですが、結果は貧血との診断でした。
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当帰芍薬散は、まさに飲むべき漢方薬ではないかと思いました。
値段も他の漢方薬と比べると比較的安いし、少量サイズが販売されているので、お試しにはちょうどいいと思い、まず少量サイズを注文してみました。
漢方薬は飲んだことがないのですが、じっくりと柔らかく効き目があるイメージだったので、気休め半分の気持ちでした。
でも、思いのほか効果が出たのです。
足のむくみは漢方で治す!私が選んだ漢方薬は、クラシエ当帰芍薬散錠!
当帰芍薬散は、クラシエに決めました。
有名なツムラにも当帰芍薬散はあるのですが、値段がクラシエの方が安いのと、取り扱っている店舗が多かったのです。
顆粒より錠剤の方が仕事場でもサッと飲めるので、錠剤タイプを選択しました。
足のむくみは以前から悩みでした。
仕事が事務なので、仕事も殆どがデスクワークで座りっぱなしです。
同じ姿勢を長い間続けているとあまりよくないと聞きますが、やはり夕方帰るころになると、足首のところがむくみで二重アゴみたいに線がついて段々とたるんでいるようになるときもあります。
冷暖房完備の中で汗もかかないですから。足を動かしてみたり、運動することをしないと循環が悪くなりますね。
漢方薬を少量サイズで飲んでみても異常がなかったので、本サイズを購入して飲み始めた頃でしょうか。
まず、尿意でトイレの行く回数が一段と増えました。
元々回数が少なかった方なので、この違いは効いているなと感じました。
むくみは「水分代謝」が悪いから起きると言われています。
夜中も一度は必ずトイレで起きるほど水分代謝。
普通はこのくらいの回数でトイレに行かなければならなかったと思うと、今までかなり水分を溜め込んでいたなと思いました。
ある日仕事場の人から足が痩せたねと言われました。
大袈裟に言えば、ゾウの足がカモシカまではいきませんが馬ぐらいの足になった感じです。
痩せたというよりも確かにむくみが取れてきて、ムッチリしていたふくらはぎがスッキリしているとは自分でも感じていたので、やはりむくみ改善に効いているなと感じました。
脂肪がついているのではなく、水分の溜め込み過ぎだったということですね。
むくみの原因は?
さて当帰芍薬散がなぜむくみを治すのかということですが、まずむくみの原因について。
むくみの原因になるのは水分代謝が上手くいかなくなることです。
体の中に溜まっている水分は重力の影響で下半身に向かうため足に溜まりやすくなりむくみとなるのです。
そのむくみの原因を取り除く
当帰芍薬散は、水分代謝を上げて余分な水分を取り除きます。
トイレの回数が増えたのは水分代謝が良くなったということの表れですね。
補足ですが、女性は男性に比べてふくらはぎの筋肉が発達していないので、水分や血液を巡らすためのポンプのような力が弱いことから、女性の方がむくみ安いという事になるのです。
最近は漢方だけに頼らず仕事中も何度も立ち上がって歩いたりする事を意識して増やすようにしています。
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クラシエ当帰芍薬散は血液循環の漢方薬です。
クラシエ当帰芍薬散錠【60錠/288錠】(第2類医薬品)
クラシエの当帰芍薬散には、
お試しサイズの5日分・60錠剤タイプ¥1,100(税抜・送料別)と
24日分288錠剤タイプ3.351(税抜・送料無料)があります。
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初めて飲むという場合は、お試しサイズから始めてみてもいいでしょう。
水分をよくとる割には、トイレの回数が少ない。
いつも手足が冷たい
あったかい下着やタイツ・靴下が欠かせない
夕方になると足がむくんでいる
当帰芍薬散について
むくみがあるということで水分の循環が上手くできていないわけですが、それは同時に血液循環も上手くできていないということになります。
体が冷えやすく貧血状態になったのもうなずけます。当帰芍薬散の主な効果が「血流を改善する効果」。
1つの生薬では漢方と呼ばれず、数種類の生薬の組み合わせで配合することで初めて漢方となります。
当帰芍薬散は「当帰」と「芍薬」の組み合わせです。
当帰は体を温めることでの血流改善や、全般的に女性特有の悩みを改善する効果があると言われています。
血流改善効果としては、血液循環を促進させ、心臓の機能を高めて赤血球の細胞生成を刺激します。
体を温めていきます。また女性特有の悩みを改善する効果としては、ホルモンバランスです。エストロゲン作用がないにもかかわらずエストロゲンとプロゲステロンの生成を安定させます。
月経関連の不調な症状の緩和ケアとして効果があります。
ですからハーブとしても人気があり利用されます。
名前の由来は、婦人系の病気になったために夫に去られた女性が、ある薬草を飲んだら病気が治り以前より綺麗になった。
その噂を聞いた夫が女性のもとに帰ってきたというエピソードを「当てに帰る」とし当帰と呼ばれるようになりました。
当帰の効果とマッチングしていますね。
芍薬は、痛みを和らげる鎮静作用効果があります。
この効果は、筋肉の緊張を和らげたり血管の働きを良くすることから、血管を広げたり血液の不足を補うことで女性の月経不順や生理痛の痛みの緩和に効果があります。
あわせて末端の血管まで血液が流れるように、食事・運動・入浴を行うことで、さらに効果の高い血液改善につながります。
また筋肉のコリにも効果があるため、肩こりや首のコリの痛みにも働きかけます。
芍薬がらみですが「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人のたとえとして有名なことわざがあります。
実はこれらはすべて婦人病の薬草。
芍薬は縦に上に伸びて育っていくことから、すらり美人をイメージされたようです。
美人を作る薬草のひとつです。
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足のむくみに加えて、当初の目的の「冷え」に効果が出てきた。
まず手のひらがいつも暖かくなりました。今までは、手が触れたときに、冷たい手だねとよく言われていましたが、些細なことですが変わりました。
寝付けにいつも靴下を履いて寝ていましたが、履かなくても平気になりました。
血行循環を良くするために、当帰芍薬散を飲むのがきっかけであったのですが、むくみが解消されたと同時に「冷え」にも効果がでてきたのですね。
冷えとは「万病のもと」と言われ、東洋医学では病気になる前の「末病」として治療の対象とされています。
多くの病気や症状が関連しているからですね。
冷えの症状の特徴は、「痛む、硬くなる、水分の代謝が悪くなる」の3つで、冷えの自覚が無くても、腰が痛い、肩こりがあるという症状でも、実は冷えからきているということもあるわけです。
当帰芍薬散は、むくみ、血液循環に関連して冷えにも効果があります。冷え症だから温めなくちゃと思いますが、冷え症には2つのタイプがあるのです。
熱源不足タイプと循環不足タイプです。
熱源不足タイプ
熱源不足タイプとは、体の熱自体が少ない、比較的体が弱っている虚弱体質。
老化や胃腸の弱り、無理なダイエットによる慢性疲労など。熱を作り出す力が弱くて全身を温められません。
栄養不足も関わります。
循環不足タイプ
循環不足タイプとは、体の熱はあるのですが巡りが悪いために体の全身の隅々まで熱が届かないという状態です。
特に手先・足先・下半身が冷えやすい場合はこちらのタイプです。
注意したいのは、もともと熱はあるのでむやみに温めてしまうと、のぼせなどで気分が悪くなるなど逆効果となることが。
冷え性では結構こちらのタイプが多いようです。
自分的には、確かに冷えの症状はあるものの、案外汗かきで冷房好きだし循環タイプかもしれません。
温めよりも循環優先ですね。
クラシエの当帰芍薬散は、味の苦味などもなく、小さい錠剤なので粉末のように口の中に残ったりしないため、仕事場や外出先でも簡単に安心して飲むことができます。
まずはお試しサイズでは、利用してみてください。
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足のむくみ、冷えは漢方で治す!のまとめ
貧血と診断されたときには、「薬を飲むまでひどくないから薬は出しませんが、普段の食生活などで鉄分を取るように心がけて下さいね」とお医者様から言われました。
大事には至らなかったのでホッとしましたが、鉄分を取る食事といってもそれだけで足りるのかとも思いました。
それで漢方で体質を少しでも改善できればと飲み始めたわけです。
漢方薬はとても種類があり、体質や弱っている症状などで細かく分けられていて、自分にあった漢方薬であれば効果が期待できます。
例えば、「むくみ漢方」で検索してみると、当帰芍薬散の他にもまだ漢方薬があります。細かい症状で、飲むべき漢方薬が変わるのですね。
漢方薬ビギナーが、血行循環重視で当帰芍薬散にしてみたのですが、こんなに奥が深いものとはとびっくりしています。体質改善のつもりで試してみたらどうでしょうか。