象印の布団乾燥機 ダニに効果的なスマートドライRFを経験

かつてのふとん乾燥機とはひと味違う?!

象印の布団乾燥機「スマートドライ RFシリーズ」の魅力を、購入した私が検証します。

一度ダニが布団に付くと、日干しでは駆除できません。50℃という熱風が必要です。象印は、意外にも布団乾燥機の老舗でした。

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私事で恐縮ですが、この前、足のすねにできものが出来てしまって、お医者さんに行ったんです。

赤いぽつぽつがいくつも出来て、たいへんな病気だったらどうしよう…そう思って、あわてていきました。
そして、お医者さんの診断をきいて、驚きました。「これはたぶんダニですね」と言われたんです。

私は、けっこう部屋の掃除もする方で、お布団も週末になると干すぐらいのペースで干していました。それなのにダニなんて…。


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それでも、原因がなかったとは言えません。

まず、お医者さんに言われた「最近、キャンプかなにかに行かれましたか?」という質問が、ずばり大当たりでした。

どうやら、キャンプに行ってダニを持ち帰ってしまったらしいのです。

もうひとつの原因は、私の寝室は、あまり日あたりが良くないのです。
日当たりのよくない部屋を寝室にしている人も多いと思います。
マンションやアパートで暮らしている方も、日あたりのあまり良くない部屋というのは、けっこうあると思います。
こういう所だと、どんなに気をつかってもダニの発生を完全に防ぐことは難しいらしいのです。

家に住みついてしまったダニを退治する、ほとんど唯一の方法

さらに驚いたのが、ダニの退治方法でした。
まず、布団の日干しでは、ダニはほとんど退治できないらしいのです。理由はふたつ。

 ひとつは、ダニは50度以上にならないと死なないのですが、日干しで50度以上になるのは、それこそ夏の暑い日に、直射日光に当てるぐらいでないと、50度以上にはならないのだそうです。

つまり、それ以外の季節にいくらふとんを日干ししても、ダニは退治できないのです。

 もうひとつの理由は、仮に夏に日干ししても、ダニは太陽の当たらない方に移動してしまい、ほとんどは生き残ってしまうらしいです。
ずっと、ダニ退治のためにふとんを日干しする習慣だったのに、それがあまり効果ないなんて、ショックでした。

さらにショックな事もありました。

 掃除機で吸っても、ダニはほとんど生き残ってしまうのだそうです。

私は、数年前に「ダニ退治」をうたった掃除機を買いました

しかし、あるテレビ番組の実験によると、カーペットやふとんに住みついたダニは、掃除機で吸っても、その7割はカーペットやふとんの毛にしがみつき、掃除機には吸われなかったそうです。

カーペットなんて、ふとん以上に洗うのも干すのも難しいものなので、これはふとん以上にショックでした。

じゃあ、ダニが一度家にはいり込んでしまったら、もう退治することはできないのでしょうか。
いえ、ありました。それが、ふとん乾燥機を使う事だったのです。

ふとん乾燥機の需要が高まったわけ

ふとん乾燥機は、日本では昔から人気がある家電製品のひとつでした。
しかし近年、その需要がさらに高まっているそうです。理由がいくつかあります。

 ひとつは、外に布団を干す事のリスクが考えられ始めた事です。

たとえば、花粉症の方は、花粉症がひどくなる季節には、ふとんを外に干してしまうと、ふとんに花粉がいっぱいついてしまって手に負えなくなるので、ふとんを日干しすることが出来ません。
また、現在ではPM2.5や黄砂なども問題になっており、昔とは違ってふとんを外に干しにくくなってしまっているのです。

 また、ふとん乾燥機の機能が増えたことも理由にあげられます。
今のふとん乾燥機の多くは、ふとんの乾燥だけでも、「あたため」「お急ぎ」「低温仕上げ」など、色々なコースが用意されるようになりました。

 しかしそれ以上に注目されているのが、まさに「ダニ退治」というコースを用意する機種が多くなった事です。

「ダニ退治」コースというのは、ダニが死ぬ50度以上で、長時間あたためるコースです。
研究が進み、ダニが日干しや掃除機だけではとても退治することが出来ないと分かった現在、「ダニ退治」コースを備えているふとん乾燥機は、とても重宝されているのです。

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ふとん乾燥機には3つのタイプがある

私の場合、ふとん乾燥機を購入するのは、今回がはじめてでした。そして、購入を検討しようとネットを眺めていて、驚く事がありました。象印というメーカーの商品が非常に多い事でした。

私の中では、象印というのは湯沸かしポットとか電子ジャーなどのイメージがありました。

家電製品ならパナソニックとかシャープとか東芝とか日立とか、そういうところの製品が多いと思っていたので、象印がふとん乾燥機のシェアをこんなに占めているという事に驚きました。どうやら、象印はふとん乾燥機の老舗メーカーのようなのです。

次に、購入を検討するにあたって、注目した事がありました。「ダニ退治」をすることができる機能がついている事は、私の中では必須だったのですが、もうひとつの注目点は、ふとん乾燥機の形状でした。

まったく無知だったのですが、私は、ふとん乾燥機というのは、ふとん圧縮袋のように、袋の中にふとんを入れて、それであたためるものとばかり思っていたのです。しかし、実際の形状は違いました。

現在発売されているふとん乾燥機には、大きく分けて3つのタイプがあります。

それぞれにメリットとデメリットがあります。

 シート式、

まず、シート式です。これは、ふとんの中にシートを敷き、その中に温風を送りこんで乾燥させるタイプです。
3つの中では、いちばん古いタイプがこれです。

このタイプのメリットは、ふとんの隅々にまで熱が行きわたる事です。
デメリットは、乾燥機を使うたびに、ふとんを剥がさなければならない事です。

このメリットがあるので、現在でもこのタイプをふとん乾燥機は残っています。

 ホース式、

続いて、ホース式です。

このタイプのメリットは、ふとんを乾燥させるときに、いちいちふとんをぜんぶ剥がしてシートを敷かなくても良い所にあります。
乾燥機の本体と、温風を吐き出す送風口がホースでつながれており、この送風口をふとんの中に入れてボタンを押せばオッケー、というわけです。

しかし、色々とあるユーザーのレビューを見ていて、このタイプの弱点を知りました。「ホース部分が劣化し、本体は動くが使えなくなり、修理代が製品代とあまり変わらないので、新しいものを購入した。」こういうユーザーの声が多かったのです。

私はこのタイプの製品を使ったわけではないのであくまで伝聞ですが、なるほどふとん乾燥機の老舗メーカーがわざわざホースレスタイプのふとん乾燥機を作ったのにはこういう理由があるのだなと思いました。

 シートもホースも使わないタイプです。

そして最後のシートもホースも使わないタイプです。

これが、私が購入した象印の「スマートドライ RFシリーズ」です。
このシリーズは、2012年に最初の「RF-AA20型」が出来てから数回モデルチェンジをしており、2017年現在ではRF-AC20型まで来ているようです。

とはいうものの、基本的な機能には大きな変更はなく、最新型では「お急ぎコース」というものが追加されたという程度の差です。

スマートドライRFシリーズの長所と弱点

私がこの商品を購入してから、ひと月ほどが経過しました。この範囲で、長所と欠点を書いてみます。

 先に欠点を書いておきます。

この商品、吸気口のところに、電源コードをしまうポケットがついています。
これでは吸気効率が悪い気がするのですが、大丈夫でしょうか。

その点が、少し心配です。
もうひとつは、やはりふとんの端まで熱が行きわたっていないようなのです。シート式に比べると、大体、という事のようですね。

 次に、長所です。

まさにふとんに突っ込んでボタンを押すだけという手軽さがまずひとつです。

そして、ホースがついていないので、「ホースが劣化した」というトラブルが起きない事も事実でしょう。

そして個人的には、本当にダニに食われなくなったというが大きいです。

病院で診察を受けてから、この商品が届くまでに数日あったのですが、その間も新しく虫食い痕が出来てしまっていました。
しかし、この商品の到着後、家じゅうのふとんやカーペットにこの製品を使ったのですが、本当にダニに食われなくなりました。

これは、自分の健康を考えると、代えがたいメリットでした。

 評価数が1.000件以上ある象印布団乾燥機のレビュー、★4.60の高評価!!


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